今やインターネット文化の象徴ともいえる「ずんだもん」。ずんだ餅をモチーフにしたキュートな見た目と、「なのだー〜」という印象的な口癖で、多くのファンに愛され続けています。
そんな中、自分の声をリアルタイムでずんだもんの声に変換できる「ずんだもんボイスチェンジャー」が、配信者や動画投稿者、ボカロP、さらには推し活を楽しむファンの間で大きな注目を集めています。
本記事では、話題の「ずんだもんボイスチェンジャー」の中から人気の高い最新ツールを徹底比較し、それぞれの特徴や使い方、選び方のコツまでわかりやすくご紹介します。
- リアルタイムで使える!ずんだもんボイスチェンジャー5選
- Top 1: WooTechy SoundBot
- Top 2: ParakeetVC(現Paravo)
- Top 3: MMVC
- Top 4: N Air ボイスチェンジャー
- Top 5: VOICEVOX
- 実際の使い方:ずんだもんボイスを作る手順
- 話題沸騰:ずんだもんよくある質問
リアルタイムで使える!ずんだもんボイスチェンジャー5選
1Top 1: WooTechy SoundBot「最強のずんだもんボイスチェンジャー」
おすすめ度:⭐⭐⭐⭐⭐
対応OS:Windows
リアルタイムで自分の声を「ずんだもん 声」に変えたい――そんな願いを叶えてくれるのが、今大注目のAIボイスチェンジャー「WooTechy SoundBot」です。
WooTechy SoundBotでは、390種類以上のAIボイスと1,100種を超えるサウンドボードが搭載されており、アニメキャラ、有名人、VTuber、ロボット、男性から女性の声、女性から男性の声、動物の声など、ジャンルの幅も圧倒的。お気に入りの「ずんだもん 声」も収録されています。
最新のRVC(Retrained Voice Conversion)AI技術が搭載されており、機械っぽさや音の遅れを感じさせない、驚くほど自然なボイスチェンジを実現しています。まるで本物のずんだもんが話しているかのようなクオリティで、ずんだもんファンも納得の完成度です。おすすめ度は文句なしの★5つ!


WooTechy SoundBotの主な特徴:
- リアルタイム変換:遅延が少なく、自然な音声変換が可能。
- 毎日更新される無料ボイス:常に新しいボイスが追加され、流行のネタやキャラに即対応。
- 多彩な音声変換スタイルに対応:マイクでリアルタイム変換、既存の音声ファイルの変換、録音後にエフェクトをかけるオフライン処理。
- 多機能性:ボイススタジオでのサウンドカスタマイズや、キーバインド対応など、豊富な機能を搭載。
- 自分の声をAIに学習させられる:録音した音声や既存のファイルをSoundBotにインポートしてAIトレーニング。
- ユーザーフレンドリー:UIが日本語にも対応しており、初心者でも簡単に操作可能。
WooTechy SoundBotの注意点:
- 有料プラン:無料版もありますが、全機能を利用するには有料プランの購入が必要です。月額1,580円から。永久ライセンスは5,980円。
WooTechy SoundBot – 瞬時に変幻自在のボイスチェンジ、あなたの声で無限の可能性を。
2Top 2: ParakeetVC(現Paravo)
おすすめ度:⭐⭐⭐⭐
対応OS:Windows、Mac
ParakeetVCは、人気キャラクター「ずんだもん」の音声合成・変換にも活用されている、オープンソースの音声変換(Voice Conversion, VC)フレームワークです。また、東北きりたん、東北ずん子など、人気キャラクターの声を多数収録しています。
ParakeetVCの主な特徴:
- 高精度な音声変換モデル対応:RVCなどの先進モデルに対応しており、「ずんだもん」のようなキャラクターボイスも自然に再現できます。
- 柔軟な拡張性:PyTorchベースで構成されているため、研究者・開発者がカスタマイズやトレーニングを行いやすい。
- 複数モデル対応:RVCだけでなく、DDSPやVITSなど他の音声変換・合成技術との統合が可能。
- ローカル環境での運用:クラウドを経由せずにローカルPCで運用でき、プライバシーを重視するユーザーにも適しています。
ParakeetVCの注意点:
- Python、PyTorch、CUDA環境などのセットアップが必須で、初心者にはややハードルが高め。
- コマンドライン操作が前提となっており、音声編集に慣れていないユーザーには扱いにくいことも。
- 一部の学習済みモデルやキャラクター(例:「ずんだもん」)の利用には著作権上の制約があるため、用途によっては使用許諾が必要。
ParakeetVCの価格:
- 基本:無料(オープンソース)。GitHubなどから無料でダウンロード・使用可能。
- GPU環境構築コスト(任意):
- Google Colab Pro:約月額$10〜$50
- ローカルGPU搭載PC構築:10万円以上
3Top 3: MMVC
おすすめ度:⭐⭐⭐
対応OS:Windows/Linux、Pythonベース
MMVC(Multi-band MelGAN Voice Conversion)は、AI技術を活用したリアルタイム音声変換システムで、自分の声を人気キャラクター「ずんだもん」の声に変換できるツールです。
前述のWooTechy SoundBotと同様に、MMVCもライブ配信や動画制作など、さまざまなコンテンツ作成の場面で活用できます。
MMVCのな特徴:
- ずんだもんの声に変換できる:公式提供の「ずんだもん」音声モデル(SSS LLC.公認)を使うことで、リアルタイムに「ずんだもん 声」へと変換可能。
- 完全無料&オープンソース:GitHub上で無料公開されており、誰でも自由にインストール・改変・再配布が可能。
- リアルタイム処理:自分のマイク音声をリアルタイムで処理でき、ゲーム実況、ボイスチャット、ライブ配信に即利用できる。
- 複数の音声キャラクターに対応:ずんだもんの他、四国めたん、春日部つむぎなど他のキャラ声にも切り替え可能。
MMVCの注意点:
- 導入がやや複雑:Python、CUDA、各種依存パッケージなどの環境構築が必要で、初心者にはやや難易度高め。
- GPU推奨:リアルタイム変換にはNVIDIA製GPUが推奨される。CPUのみでは遅延や音質低下の可能性あり。
- 事前準備:導入にあたっては、事前に自分の声で約100文程度の音声を録音しておく必要があります。
MMVCの価格:
- 完全無料:MMVC本体はGitHubから無料で入手可能。
- 動作環境コスト(任意):
- Google Colab Pro:約月額1,500円~
- ローカルGPU PC構築:約10万円前後~
4Top 4: N Air ボイスチェンジャー
おすすめ度:⭐⭐⭐
対応OS:Windows(macOSは非対応)
N Air(エヌエアー)は、株式会社ドワンゴが提供する配信用ソフトで、ニコニコ生放送を中心としたライブ配信に特化した機能が搭載されています。その中でも注目されているのが「N Air ボイスチェンジャー」機能。これを活用することで、配信者はリアルタイムで声を変えて、キャラクター性の高い配信を行うことが可能です。
N Airボイスチェンジャーの主な特徴:
- リアルタイムで声を変換:音声入力に対して即座にボイスチェンジを適用可能。
- 音声をカスタマイズ:異性風の声やアニメキャラ風の声など、ユーザーの設定に応じて自由にカスタマイズできます。
- ミキサー連携対応:N Airではマイクと配信音声のルート設定が細かくできるため、声を変えた状態で視聴者に届けつつ、自分の耳には元の声を残すなどの使い方が可能です。
- シンプルなUIで使いやすい:OBSと似た操作感で、初心者でも扱いやすいインターフェースが魅力。ワンクリックでフィルターのON/OFFができます。
N Airボイスチェンジャーの注意点:
- N Air専用機能ではない:N Air自体にはネイティブのボイスチェンジャー機能は搭載されていないため、外部のボイスチェンジャー(例:SoundBot、MMVCなど)をN Airのミキサーに組み合わせて使う必要があります。
- マイク設定のミュートが必要:外部ツールと併用する際は、N Air内の「マイク」項目をミュート設定にすることで、ダブり音を防止する必要があります。
- 前提環境:N Air 本体(無料)をインストールする必要あり。
- 対応キャラクターの制限:ずんだもんの声に特化した機能はなく、汎用的なボイスチェンジャー。
- 他プラットフォームとの連携:ニコニコ動画以外のプラットフォームでの使用には制限がある。
N Airボイスチェンジャーの価格:
- N Air本体:無料ダウンロード可能
5Top 5: VOICEVOX
おすすめ度:⭐⭐⭐⭐
対応OS:Windows / macOS / Linux
VOICEVOXは、テキストを自然な音声に変換する無料の音声合成ソフトウェアであり、特に人気キャラクター「ずんだもん」の声を再現できることで注目を集めています。動画制作、配信、ナレーションなど、幅広い用途で活用されています。
また、REST APIが組み込まれており、他のアプリケーションやサービスとの連携も容易です。
VOICEVOXの主な特徴:
- 多彩な音声キャラクター:「四国めたん」や「春日部つむぎ」など、複数のキャラクター音声が用意されています。
- 詳細な音声調整機能:話速、音高、抑揚、音量、無音時間など、音声の各種パラメータを細かく調整可能です。
VOICEVOXの注意点:
- リアルタイム音声変換には非対応。
VOICEVOXの価格:
- ソフトウェア本体:完全無料
実際の使い方:ずんだもんボイスを作る手順
現在人気の「ずんだもん」ボイスチェンジャーにはさまざまな種類がありますが、それぞれに特徴と限界があります。
他のずんだもんボイスチェンジャーとの比較
ボイスチェンジャー | WooTechy SoundBot | ParakeetVC | MMVC | N Air | VOICEVOX |
---|---|---|---|---|---|
リアルタイム変換 | 低遅延 | 低遅延 | 条件付き | OBS連携でリアルタイム対応 | 非対応 |
ずんだもん 声対応 | 公式プリセット対応済 | 音声モデルを訓練すれば可能 | カスタムモデルで可能 | 外部導入で可能 | 標準搭載 |
音声フィルター数 | 1490+ | 約10–15(RVC) | 約20(学習済モデル次第) | 約10(エフェクト中心) | フィルターなし |
操作性 | ワンクリック操作 | CLIベース | CLIベース | OBSの音声設定から操作 | GUI |
学習不要で使用可 | はい | カスタムモデル要学習 | 要トレーニング | はい | はい |
その中でもWooTechy SoundBotは、操作のしやすさとリアルな音声変換のクオリティから、総合的に最もおすすめできるツールです。
ここでは、WooTechy SoundBotを使って「ずんだもん声」に変える具体的な手順をご紹介します。
WooTechy SoundBotでずんだもん声にする手順
- ステップ1. まず、公式サイトからWooTechy SoundBotをダウンロードし、お使いのPCにインストールします。
WooTechy SoundBot – 瞬時に変幻自在のボイスチェンジ、あなたの声で無限の可能性を。
- ステップ2. マイク(入力)とスピーカーやイヤホン(出力)をSoundBotで正しく設定。これによりリアルタイム変換が可能になります。
- ステップ3. 左側メニューの「ボイスボックス」をクリックし、一覧の中から「ずんだもん」または似たような高音アニメ風ボイスを選びます。マイクに向かって話すと、自動的にずんだもん風の音声に変換されます。
Discordや配信アプリで使う:
Discordなど他のプラットフォームでずんだもん声を使いたい場合は、以下の設定を行ってください:
- Discordの「ユーザー設定」→「音声設定」を開く。
- 入力デバイスを「Voice Changer Virtual Audio Device (WDM)」に変更。
これで、チャットや配信中にリアルタイムでずんだもん声を届けることができます。

録音してコンテンツを作成したい場合:
動画編集やナレーションに使いたい場合は、左側のメニューから「録音モード」を選択します。ここで:
- マイクで音声を録音する
- または既存の音声ファイルをアップロード
その後、「ずんだもん」スタイルの声を選択し、「ファイルをエクスポート」すれば、オーディオファイルとして保存可能です。

話題沸騰:ずんだもんよくある質問
Q1. ずんだもんって何?なぜそんなに人気なんですか?
ずんだもんは、東北地方のご当地キャラクター「東北ずん子」シリーズに登場するキャラで、ずん子のサポート役として生まれました。
Q2. ずんだもんの声を担当しているのは誰ですか?
ずんだもんの声は、音声合成ソフト「VOICEVOX(ボイスボックス)」によって生成されています。つまり、実際の声優さんが演じているわけではなく、AIによって合成された音声なんです。
ただし、VOICEVOXの開発段階では、AI音声の元となる「収録音声(コーパス)」が必要であり、その収録には声優の伊藤ゆいなさんが協力しています。ずんだもんの独特な声のトーンや話し方は、伊藤さんの声をベースにAIが学習したことで実現されており、ファンからも高く評価されています。
Q3. ずんだもんの性別は何ですか?
ずんだもんの性別については、実は公式に明確な設定がありません。ファンの間では「女の子のようで女の子じゃない」「中性的でどちらとも言える」「性別を超越した存在」といったさまざまな解釈が広がっています。
この“あえて決めつけない”設定が、創作の自由度を高め、VTuberや二次創作での幅広い使われ方につながっているんです。ですので、「ずんだもんの性別は?」という問いには、「好きなように解釈してOK!」というのが一番しっくりくる答えかもしれません。
まとめ
数ある「ずんだもんボイスチェンジャー」の中でも、WooTechy SoundBotは特におすすめ。リアルタイムでの自然な変換精度、直感的な操作画面、そして「ずんだもん 声」の再現度の高さは、ユーザーからも高い評価を得ています。
他にもツールはありますが、設定が複雑だったり、扱いが難しかったりするものも少なくありません。だからこそ、まずは扱いやすく高性能なWooTechy SoundBotから始めてみるのが安心でおすすめです。
PC一台で簡単に導入でき、配信ツールやDiscordなどともスムーズに連携できるため、初心者の方はもちろん、本格的に活動しているVTuberや配信者の方にもピッタリです。
WooTechy SoundBot - 最強のずんだもんボイスチェンジャー
75.000.000+
Downloads
- ずんだもんのリアルな声を完全再現。
- 390種類以上の音声エフェクト & 1,100以上の効果音ボード。
- サウンドの自由カスタマイズ。
- 自分の声をAIに学習させられる。
- YouTube、Discord、Zoom、ゲーム配信など、多くのプラットフォームで使用可能。